…さて…前回ブログから今日までの間、自分史の中ではすこぶる濃く、記憶を呼び起こされる「思い出日」がございました…去る4月14日は、私のことを「命の恩人」と言い、私からも「命の恩人」と言い返していた「K・斉藤」さんの3回忌がありました…とはいえ、当日は親族だけでの法要がしめやかに催されるであろうことに遠慮し、翌日に哀悼の想いを捧げて参りました…下記の写真は、2008年10月2日、私が微熱を出していたものの、「前剣岳」から「剱岳」を見上げつつ、彼女(命の恩人)に、「どうしますか?」と確認したところ、「登りたい」と即答され、絶不調な我が身のことを脇に置いて、登高を強行した、岩の殿堂「剱岳」の全容です…このとき、私は4回目かな…この写真は以前にも紹介しております…悪しからず…
…絵心があった彼女は、下山後、直ぐに創作に取り組み、3ヶ月程掛けて完成させた「一幅」です…
…本作は、とある機会に、静岡市で開催された個人作品の展覧会で、来場者から「30万円で売って欲しい」と言われながら、お断りしたとのこと…私が「ナンデ売らなかったの?」と聞きましたら、「私の山行で一番深い感動を与えてくれた山だから、この絵だけは手元に残しておきたい」とのこと…その篤い思いが、今、我が家、私の宝物(記憶)として遺されております… …話題を変えましょう…
…前回ブログでご紹介させて戴いた、森永卓郎さんの「ザイム真理教」が、彼の遺作になるだろうと思っておりましたが、本年3月20日に、最新刊「書いてはいけない」が発行されました…前回と一部重複しますが…彼が、2023年12月に、ステージ4の膵臓ガン告知を受け、これだけは自分史の遺言として「世に問いたい」と上梓したのが、この書籍、日本経済墜落の真相「書いてはいけない」です…この書物のテーマは下記の通りです…
① 長年(40年近く)、書くこと、報道することがタブーとされた「ジャニーズの性加害」
② 財務省のカルト的財政緊縮主義
③ 日本航空123便の墜落事故
④ 日本経済墜落の真相 …以上がビッグタイトルです…
…ここで、上記の、①、②、③、については、彼がメディアで仕事をした四半世紀の間、関係者の多くがその真相を知っていたものの、本当のこと言えば、瞬時にメディアに出られなくなるというマスコミ界特有の「オキテ」が存在したとのこと…このうち、①については、被害者900名以上の中から、勇気ある者の何名かが「声」をあげ、マスコミと世論が動いたことで、事の真相(性被害)が白日の下に晒されましたが、②、③については、その視界が完全に覆い隠されている状態が継続しています…
…で、私(山さん)が、衝撃を受けたのは、③の、日本航空123便の墜落事故、についての内容です…
…ひと言で申しますと、1985年8月12日に生じた「日本航空123便の墜落事故」が、自衛隊の訓練「ミス」と、自衛隊と政府の最終判断が起こした人為的なものであったとする、にわかに信じられない内容です…読み終わった後も、その内容を否定しようとする自分のスタンスが暴走しております…
…しかし、この問題が…やはり、ホントは自衛隊のミスが事の発端となり、短時間の間に最終判断を迫られた自衛隊や政府関係者の決断により起こされた意図的・恣意的な不幸であった可能性が高いということを、森永卓郎が、遺言として世に示しております…
…彼自身が、そのような確信を持つに至ったのは、もと、日航の客室乗務員であった「青山透子(とうこ)」さんが上梓した、2017年7月に「日本123便 墜落の新事実」の出版(2冊目)が契機になっています…下の写真は、青山さんの、日航事故に関しての書籍7冊のうちの3冊目です…
…著者の青山透子さんが、何故こうまでして日航機事故の顛末を追い続ける(真実が知りたい)のかは、上記の3巻目を読んだだけでは十分に寄り添えませんから、追々に他の6冊も読んでみたくなっておりますので、書名だけご紹介しておきましょう…
① 2010年 天空の星たちへ
② 2017年 日航123便 墜落の新事実
③ 2018年 日航123便墜落 遺物は真相を語る(上記の写真本です)
④ 2018年 日航123便 疑惑の始まり
⑤ 2019年 日航123便 墜落の波紋
⑥ 2020年 日航123便 圧力隔壁説をくつがえす
⑦ 2022年 日航123便墜落事故 JAL裁判
…著者の青山透子さんは、日航(客室乗務員)退職後に東京大学大学院で博士号を取得し、厳密な論証を受ける査読付きの論文で、「日本航空123便の墜落の新事実」を発表し、事故が自衛隊及び日本政府による政治的判断であったことを指摘しています…森永卓郎はその書籍7冊の信憑性に信を置きつつ、2023年6月1日、東京高等裁判所で、関連する控訴審判決があったこと等が、機体後部の隔壁損傷が事故の原因とする、自衛隊と日本政府による演出であるとの決定的な心証となった旨が綴られています…
…で、この、東京高等裁判所での控訴審判決が何かというと…1985年8月12日に生じた日航機事故で夫を亡くした「吉備素子」さんが、墜落した同機の「ボイスレコーダーやフライトレコーダー」の開示を求めたものの、裁判の控訴審で棄却されたとのことです…判決に要した時間は僅か10秒ほどだとか…
…何故、棄却されたのか(-_-;)…墜落した日航機の「ボイスレコーダーやフライトレコーダー」の開示があれば、事故当日、日航123便に何があったのかが、ほぼ解明されると思われますが、開示されないということは、自衛隊や日本政府に重大な不都合があったということになりそうです…その重大な不都合がどのようなものであるかを勝手に想像すると、身の毛がよだちます…因みに、この事故当時前、日本では新型にミサイルの開発中であったこともリンクして紹介されていました…そしてそのミサイルの実験場所と時間が、日航123便の飛行コースに近かったという事実…
…なお、この裁判は、2024年2月の時点で、最高裁に舞台を移しています…
…日航やボーイング社と被害者家族とが、当時としては高額な和解金を支払う交換条件として、和解後、遺族は如何なる請求もしないことが約されているとはいえ、裁判所が好きな「公共の福祉」が優先される前提に照らせば、「ボイスレコーダーやフライトレコーダー」を開示することは、憶測や予断の解消に直結することであるから、積極的に開示するべきだと思えてなりません…
…森本卓郎の「書いてはいけない」の文中、日航123便の事故を、ボーイング社による機体の圧力隔壁の修理ミスを理由として、事の責任をボーイング社に被ってもらったため、その後、今日まで、アメリカとの様々な経済交渉で悉(ことごと)く、アメリカ側の要求を飲まざるを得なくなったことも付随事項として述べられています…経済交渉でアメリカのいいなりになっていたのは、一昔前の小泉総理や竹中平蔵のアメリカに対する規制緩和路線だけでもなそうですね…
…ともかく、森本卓郎の主張たるや、一事が万事…まさか、それは無いだろう…との連続でありますから、如何なる証拠を並べられても、陰謀説で断罪されそうな結論です…しかし、有り得る…とも(=_=)思われてなりません…こんな内容の「本」…そりゃあ、書いてはいけません…でも、読んではイケナイ、とは書かれてないので、私は読みましたよ(^^)/~~~
…ここは一人でも多くの方に、この本を購入していただき、森本卓郎のガンに対する免疫力アップへの賛助をお願いしたい気持ちです…写真を再掲します…
…んでっ、今回ブログは公開が明日の21日ですので、この辺りで切り上げ、過日訪れた、山梨県富士吉田市の「新倉山浅間公園」の写真を貼付けましょう…1枚目の代表的構図の写真を撮るには、2時間待ちを言い渡されましたので、ネットからの写真を寸借します…
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