20231113 山さんブログ-その63 - 【静岡県東部エリアの不動産売却】センチュリー21ワンズエステート

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20231113 山さんブログ-その63

…ここは、王宮の丘、私は、イギリスの王が飼って改良したワン候…
…光と風に溶けゆく黄紅葉…しかし例年より色合いが…
…飽きの来ない秋色の中、愛犬の見つめる先には美しい女性が佇んでおりました…

…過日、平地では夏日が続く気温を背にしながら山梨県の西沢渓谷へと紅葉を愛でる散策に出かけました…御殿場のイルミネーションへもちょい寄り、たまたまの大道芸に1000円をカンパして帰宅の途につきながら、またまた季節外れの夏日の中に戻るのかと思っていたら、一昨日の11日は今にも雪が降りそうな肌寒さ…

…と言いますのも、11日は[T]君に同行して御殿場の町中をウロウロ(仕事ですよ(-_-;))…その寒いことと言ったら、真冬ジャン…まったく季節のサイクルはどうなってしまったのでしょう…と、殆どの日本人が口にする違和感に荒ぶる肌もブルブル…

…で、午後7時に帰宅するとテレビ画面のニュースは「ガザ」からの避難民の映像と嘆きの声…病院はもとよりイスラエルによる爆撃対象に情けも戦時ルールもありません状態…これを機にパレスチナを完全消滅させる勢いです…子供や老人、何の罪も無い市井の人々だけでなく、人道支援に勤(いそ)しむ国連職員の100名も犠牲になったとか…

…ロシアとイスラエルとの戦禍も、パレスチナとハマスとの戦いも、政治的な軋轢と制御できなくなった感情のアンバランスが生み出す不幸です…それにしてもパレスチナ(ハマス)は、イスラエルとの経済力格差が50~60倍もの開きがあることを承知で戦緒、しかもイスラエルの後ろにはアメリカが立ちはだかります…当地では子供でも理解している構図です…

…客観的な判断では考えられないミサイル5000発での無謀な開戦でした…自分たちより格段に大きな相手に挑む構図は、日ロ戦争や大東亜戦争(第二次世界大戦)時の日本と同じです…日露戦争では希有と評価されるほど有能な指揮官や陸奥宗光や桂太郎、その配下の小村寿太郎のような優れた政治家・外交家の獅子奮迅と形容される活躍があり、イギリスとの同盟によって背後を固めた上での戦略が功を奏し、たまたま勝利しましたがそれも薄氷の上での勝利です…陸戦、海戦の両作戦により資金は底をついていました…

…小村寿太郎…何処かの国へ留学した折の写真のようです…
…人としての「誠」を貫き通したと言われる晩年の小村…

…当時の日本は、ロシアの南下政策に国の存亡が掛かっておりましたし…後のアメリカとの戦争も同じです…では、今回のパレスチナ(ハマス)から仕掛けた喧嘩に「国」の存亡という物理的な危機感はあったのでしょうか…大なるイスラエル、小たるパレスチナ…しかし私たちには均衡が保たれてるように映っていましたが、背景でどのような作用が働いたのでしょう…圧倒的な反撃があることは分かっていた上での宣戦布告無しの暴挙…

…戦争で消失する莫大な知財や、拭いきれない人々の悲しさ以上に価値のある戦緒(開戦)の動機には何があるのでしょう…考えれば考えるほど頭が真っ白になってしまいます…第三国の関与があったことは私のようなド素人でも簡単に思いつきますが…はて…イランかイラクか、いやアメリカかな、ロシアかな、存外に中国かもしれぬな…北朝鮮というのも排除できないな…と、どす黒い国家間のエゴのせめぎ合いに鳥肌が立ちます…

…その点、ロシアによるウクライナへの侵攻は分かりやすかったですね…善悪は論じるまでも無いことですが、ソ連邦解体により失った領土を取り戻したいというプーチンの野望でしたが、双方が泥沼に入り込んでしました…おまけに双方とも必要な武器が不足し、ロシアにおいては、過去に武器弾薬を売りさばいた複数の発展途上国に、その時の武器弾薬を返してくれ、と泣きつく始末…

…アメリカにしても、ウクライナへ際限ない国家予算の支出を成立させたものの、ウクライナが戦端で必要とする武器弾薬については小出し小出しにせざるを得ない間に合わせ支援…平時の備えがなさ過ぎですね…

…もちろん、戦争が長引き、泥沼化することでほくそ笑む一団もいます…消耗戦により力を削がれる双方国家の、当事者国家は高笑いし、武器商人たちは益々の「春」を謳歌します…

…ウクライナにおいては、この戦争に負けるにしろ勝つにしろ、その後、戦費に要した借款返済に何十年かかるのでしょうか…国家間の借款では50年、100年という返済期間が当たり前のように組まれます…そしてそれは国民の血税から支払われます…ロシアの場合は豊富な天然資源が戦費を賄いますが、ウクライナの国民には大変な苦難が待ち受けます…

…日本でも日露戦争の折に借り入れた対外債務は、現在価値の数百兆円となり、返済には何十年かを必要としました…さらに戦地で散っていった人々が生きていたとしたら幾らの富を創出したでしょうか…この天地の差を埋めるのが一部の軍需産業と武器商人、あるいは武器輸出国の「高笑い」です…言語を絶する理不尽な帰結です…

…ともあれ、私たち…我が国が、現時の世界情勢や過去の歴史から学ぶ為にも、備えが必要です…自由主義陣営同士の強固な同盟、それを担保する責任の遂行や「戦争しない為」の徹底的な備え、ないし負けないための備え、しかし後者はとてつもない資金を必要とします…

…前回か前々回辺りのブログ内容と重複しますが、現在の日本に見られる、人口減少、技術力の低下、地政学的リスク、そして自国の防衛を他国に任せる、この四つは歴史上、消滅した国家(古[いにしえ]には栄華を誇ったベネチアやカルタゴの例が顕著です)の共通点と捉え、歴史の教訓に学んでいく必要があります…

…愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ…という叡智中の叡智たる原則です…

…と、更に考えが深みを求めるものの…ふむ(=_=)…なぜかブログのターゲットが遠大過ぎて手(頭)に余る感がしてまいりましたので、ここらで切り上げましょうかね…と、幕を閉じます…

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