…あれよあれよと言う間もなくブログ当番がきてしまいました…この間、早朝読書の随所で「この話はブログに頂こう」等と目論んでいながら、次から次に良い話に巡り会いますから、どれをどう扱えば良いのか訳が分からなくなっております…どれもこれも素晴らしい話や物語、事実あり夢あり志あり…で、なしてどれもこれも素晴らしいと感じてしまうのかを考えました…
…何のことはない、いずれも私の思考や能力が低いため、書物に踊る文字が悉く輝くのはアタリマエ…翻ってこの事実を素直に受入れると…ナント幸福な事でしょう…マッコト、書物に埋もれる時間は至高のひととき…しかも早朝…大気は澄み、星々の高貴をを纏(まと)ったようなキラキラの時間が流れるのです…
…ありがたやありがたや…と、アライグマの籾手(もみて)が食べ物を洗うそぶりの掌(たなごころ)からはナニヤラほんわかとした幸福感が漂ってくるのです…そんな折も折…終の住み家探しのお手伝いをさせて戴いた「N・K」さんから、兵庫県夢前町の初秋…いや、体感気温は真夏でも時は既に中秋…中秋と言えば「名月」に「彼岸花」…そんな季節が刈り取られた一枚の写真を頂きましたので貼り付けます…名月は我が家のベランダから仰いだものです…
…ということで、名月の写真は昨年もご紹介しておりまして、歴史は繰り返すとはいえ、吾が一生で数えるほどの巡り合わせ…見上げましょ見上げましょ(*^_^*)
…で、下を見ますと、「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」の10月2日のページは、作家の清川妙(1921年~2014年)さんの随筆模様の語りかけ…ご主人と息子さんを続けざまに亡くされた悲しみを乗り越え…「年は八十でも心は十八」という精神で93歳で亡くなる直前までペンを奔らせた人です…
…古典に造詣が深い方で、作品には「古事記の恋」、「兼好さんの遺言」、「乙女の古典」、「つらい時、いつも古典に救われた」等など…生涯の作品数は140に近いと思いますが、40歳ぐらいからの創作ですから、やはり大したものです…
…で、貴方…古典を馬鹿にしてはいけませんよ…古典の素晴らしさは、歴史のふるいに掛けられてかつ洗練された書物…と言うことですから、直木賞や芥川賞の受賞者が束になってかかっても寄り切れない強靱さがあるわけです…ましてや、貴方のアキレス腱などと比較されては困りますぞ(-_-;)…
…で、彼女、清川妙さんが私に遺した(?)言葉…
…幾つになっても進行形で自分を育て、その育ち盛りのまま死に行くが宜しかろう…だと…
…(*^_^*)…うまいこと言うな~(^^)/~~~
…と言うことで、本日ブログは短編で終わります…
…しかしあなた様の今日明日は始まったばかり…そこが私とあなた様との違い…イヤイヤ、私だって未だ未だこれからなのだ…(^_^)/~
…フィンランドの諺にもこんなのがありましたよ…”心の在り方ひとつで醜い私も美しくなり、美しい貴方も醜くなる(原文は、心の在り方ひとつで草も花となり、花も草となる)と伝えられています…そして私(ヤマシタ)の容姿の欠点など、何とも感じていないと思わせる明るさが私にあれば、80歳になっても女はできる…と…んっ(-.-)、またまた最後は願望が芽を出してしまった…諺も歪んだ換骨奪胎(かんこつだったい)では迫力が無い…修行が足らんちゅら(>_<)(>_<)(>_<)。
…と、反省しつつ、本日10月2日のページはなかなかにインパクトのある教えが並んでいましたのでご紹介しましょう…
…先ずは、安岡正篤の「一日一言」から…「縁尋機妙(えんじんきみょう)、多逢聖因(たほうしょういん)」というダブル四字熟語の教え…
…意味は、良い縁はさらに良い縁を尋(訪)ねて、発展していく様は誠に妙なるものがある。これを「縁尋機妙」という。…また、良い人に交わっていると良い結果に恵まれる。これを「多逢聖因」という。人間は、できるだけ良い機会、いい場所、いい人、いい書物に会うことを考えなければならない…
…次に佐藤一斎の「言志四録」の本日ページから、学問の効能についてと題するMRA(道徳再武装運動)の一端かな(-.-)…で、主文=学問を修める効果は、自らの気質を高めることにある、これによって得られる功績は計り知れないから、是非にも継続しなければならない…んでもって、継続する力の源は「志」次第である…と、まあ、そんな内容でしょうか…ようは、人間性を高めるのに、出自の貴賤や貧富は関係ないよ…アンタの「心がけ」だけで差がついてしまうよ…なんて、脅しているのです…
…ということで、みんなで一緒に学びましょ(~o~)…
…とはいえ、毎日毎日、気を張り詰めていたのでは疲れてしまいます…「ときには他人(山さん?)の優しさに身を委ねて、元気になったら再び、身を削る憂き世に出て頑張りましょ(^o^)」って、夏目漱石が言ってます…
…この考え方は、夏目漱石が、修善寺で生死の境を彷徨う大病に罹った折りに、看病し、励ましてくれた幾人かの知人・友人からの「愛や誠意や優しさ」が薬となり奇跡の生還を経験したことで得られた教訓のようです…この「修善寺の大患」で、漱石は初めて本物の「至誠と感謝」を会得したようですね…と、私の勝手な解釈<(_ _)>(*^_^*)…時間が無いので本日はここまで~(^^)/~~~。
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