…夏休み特別バージョン「7回シリーズ」のブログを終えたかと思いきや、あっという間に当番日です…心の準備がしないまま取りかかるには、たかがブログとは言え、テーマ発掘には時間がかかります…さて、何を書くかと思いながら、このイントロを打ち込んでいるのですが、それにしても暑い日が続きます…そんなこともあり…
…8月20日からキャンプを予定していたのですが、16日の段階では雨予報…ご一緒するオン方「曰(いわ)く」…「私、雨女なんです」…と…で、私は天地の神に苦情を申し立てました…「どうか、日頃の「私の行い」に免じ、私ども一行を晴天下にて迎えて頂きたい、聞き入れて頂けない場合は、我が妻を使者として御前に参じさせまするぞ」…と、念じておりましたら、あららのら…
…日曜日は晴れ時々雨、月曜日は曇り時々晴れに出世…さすが、我が妻は「五黄の虎」年生れ、「干支と九星術」組み合わせの中で最強と言われる運気の女…天地の神も畏れをなしたようです…
…予定するキャンプ場は「西湖自由キャンプ場」…予約段階では70サイトのうち、予約可能は2サイトのみ…その後、キャンセルが出ていますから、当日申し込みでも宿泊可能かな…
…このキャンプ場のウリは西湖に隣接していることと、ナンと言っても利用料金が安い…サイトは9メートル四方で、車1台、テント1張、タープ1張、大人4人までと、「吠えない犬」を含め、1泊¥5,000円…但し、シャワー設備が無いため、隣接する日帰り入浴施設をお使い下さい…だと…施設名は「いずみの湯」…この施設は、裏山「12ガ岳」登山の際、毎度お世話になった温泉で悪くは無い…
…この「12ガ岳」標高1200メートル…岩場あり、ロープあり、鎖場あり…近場にしては希少な遊び場…スタートからゴールまで5時間ぐらいかな…
…昨日、「T 君」と車中で約束もしました…10月になったら、男どもでキャンプに行こう…と、その際は女性社員「K さん」に留守番をたのもう…なんて無責任に、本気で提案したのですが「T 君」の返事がやたら軽かったことに落胆した次第…若い社員は忙しい…ということで、明後日20日の日曜から月曜にかけて、20年ぶりぐらいのキャンプ…小学生の遠足気分…今日から眠れないまま20日を迎えます…
…で、上記に「西湖の癒やしの里」を紹介しながら、ふと思いつきました…「癒やし」とはナンゾヤ…という「Q」…癒やし…これすなわち「幸福、ないし幸福感」かなト_(_^_)_…で、その幸福という謎について、かの大哲学者「カント」はどのように理論展開したかという視点…
…その前提に「生の目的」は何か―と、カントは私たちに問いかけます…
…幸福になるため、というのが一般的な回答とされていますが…どうでしょう(-.-)一言で「幸福」といっても、他人に良いことをして得られる幸福もあれば、相手に苦痛を強いることで得られる幸福もあります…
…いじめられるのが嫌でいじめる側に回るのも、悪いと分かっていながら不正に手を染めるのも、自分の「幸福」のためと言えなくも無い…
…そのように見ていくと、「幸福」を求めることで「悪」へと誘導される場合も多いように思われます…そこでカントは新たな思考展開を編み出しました…
…道徳行為の「動機」と「人間の使命」の視点から「仮言命法(かげんめいほう)」と「定言命法(ていげんめいほう)」とに明確に区別することを考えろと言うのです…んっ???(@_@)…ナンのこっちゃ、となりますが 、gamanngamann…(+_+)
「仮言命法」というのは、人生の目的・使命の第一を幸福と位置づけて、自分が幸福になることを「動機」に捉え、「善・徳」を実行する道徳だというのです…(うむ(-.-)ナントナク分かる)…で、ここでは、「善・徳」が幸福になるための手段に「貶められている(悪く使われている)」ため、「善」を行えば不幸になりそうな時には、「悪」を選択することにも道が開かれてくるとも言うんだな…(まったく、カントなんぞタダの性悪かと思ってしまいそうな…)…
…これに対して「定言命法」は、人生の目的・使命の第一を「徳性」を高め、善を行うこととし、道徳法則への尊崇だけを動機としましょう、と言うんだな…
…(私(山下)以外の)多くの善良な市民は、皆、そこそこに道徳性があると自惚れているはずだが、はたしてそうかな…自分の行為の「動機」を「つぶさに」点検していくと、自分の「利益や快感や幸福(若干汚れた情念)」の実現こそが本音であり、その手段として「善」らしき行いを、自分では気が付かないまま偽善していることに気づいて愕然とするはずだ…なんて言ったかどうか知りませんがね…(=_=)
…ともあれ、カントの「定言命法」の立場に立つことで、曖昧になりがちな「正義論と道徳論」の区別も明確になりそうです…「正義論」は自分や自分の属するグループの幸福を最優先する領域と言えますが、「道徳論」は「善・徳」を最優先とする領域ということですな…フムフム(-_-;)(-_-;)
…上記の二点から導き出されるひとつの帰結として、「正義論」では、自分の正義を通すために相手を攻撃することや、自国のために他国を攻めることも正当化されるという矛盾が成り立ちますわな…カントは、これを「阿修羅の正義」と言い、「正義論」に立つ限り争いはなくならないと言うのです…
…このクダリに本日のエキスが固まっています…
…翻って、道徳論に立つなら、他者を攻撃することは普遍的に悪である、とハッキリ言い切ることができるわけで、必然的に人類が争いを避け、不戦への道が拓かれるはずだ…と、カントは言い切るのです…これ、カント道徳の「善の定式あるいは定理」だと教えていますよ…
…さて、この話の構図、意図せず、山さんブログの「夏休みバージョン」で取り上げましたね…マイケルサンデルの「正義の話」…キリスト教的視点の「正義論」で生じる矛盾…仏教的思想からの「道徳論」…はたまた、森羅万象に神宿ると説く神教的思想の「道徳論」からの平和思想…ん~(-_-;)、なんか、今日のブログはまともな人間に戻ったような「山さん」であったかな…ふむ(-_-;)、これは「私の意図せぬ展開だ」…<(_ _)><(_ _)><(_ _)>、と言うことで、本日はここまで~(^^)/~~~。
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