20230815 山さんブログ-その53 - 【静岡県東部エリアの不動産売却】センチュリー21ワンズエステート

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20230815 山さんブログ-その53

…本日は言わずと知れた「終戦記念日」…変化形で言うと、「敗戦無念日」…

…しかし、負けて良かったとも言える視点が存在するから難しい…

…で、その今日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日… 当日は日本武道館で、政府主催の「全国戦没者追悼式」が行われ、 国民には、それぞれの職場やご家庭などで、正午から1分間の黙とうをお願いしたいというのが政府の声です…日本人戦没者310万人への鎮魂…

…いえいえ、それだけではアリマセン…この大戦での主な国ごとの戦死者を拾ってみましょう…

…前述したように日本人310万人、そのうち軍属にあった人が230万人…当時の関係国での軍属にあった死者数を見ると、ソ連が1450万人、ドイツが280万人、中国が133万人、アメリカ・イギリス・イタリア・オーストリア等はいずれも20万人~30万人…民間人では、中国の1000万人以上、ソ連は700万人、ポーランドで580万人…

…すべての戦死者に向けて「その魂、安らかなれ」…と、願わずにいられません…

…人類はナンのためにこのように無益な殺戮を重ねるのでしょう…時代を問わず、地域を問わず、大小を問わず、「人類の歴史は殺戮の歴史」とも言えましょう…何故、戦争なのか?

…平和と戦争を天秤に掛ければ、容易に平和を選択できそうに思われますが、結果は真逆です…いえ、平和に終結した争いも存在したことも容易に想定できますが、後代に検証しやすいのが「戦争」という事実によることが大きいようようです…

…ナゼ、戦争なのかを考えるとき、戦争への引き金は、いつも、少数為政者のエゴによる判断が一番大きな原因だと考えます…今回のプーチンによるウクライナでの戦争もその要因が全てと言っても過言では無いでしょう…勿論、一部の軍需産業家による「焚き付け」も無視できません…そこから流れる莫大な見返り…そうでもなければ、いかにプーチンと言えども、あのような規模の「城・殿堂」https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20210120-OYT1I50051/を持ち得ませんし、維持も出来ませんからね…汚職と戦争のコラボですね…

…ともあれ、この話はキリが無いので打ちキリにします…

…いずれにしろ、8月15日というのは、時代の節目となる大きな出来事が目白押しです…本当にキリが無いので入り込みません…

…で、穏やかに…8月15日の「誕生花」はと言いますと、ナンと言っても「ひまわり」…花言葉は「貴方だけを見つめています・愛慕・崇拝」だとか…どなたか、私に「ひまわり」を贈っていただけないでしょうか…んっ_(._.)_…「おまわり」を寄こすってか(@_@)…フン(-.-)…

…「ひまわり」と言えば、昔々その昔…ソフィアローレンが主役の映画「ひまわり」が一番に思い起こされます…次に思い出すのは、一時期、とある女性と暮らした…んっ(*_*)…夢と現実が反対じゃ…ま、そんな夢想をしながら暮らした2年間の岡山県…春の花、夏の花、いずれの季節も美しい光景が広がっていました…で、下の写真は近年の「ひまわり畑」の見事な主張…

笠岡ベイファーム ひまわり畑 (岡山県笠岡市カブト南町245-5 ...
…岡山県笠岡市のベイファーム…
黄色の絶景!この夏行きたい♪フォトジェニックすぎる「ひまわり畑」【中国・四国】 |じゃらんニュース
…こちらは広島県世羅町のひまわりとラベンダーのコラボ…
ウクライナ支援 映画「ひまわり」チャリティ上映会(人吉商工会議所女性会) - 日本商工会議所
…これはおまけの貼り付け…

…他にも8月15日は「蓮(花言葉は、清らかな心、神聖、離れゆく愛)」や「モントブレチア(花言葉は、謙譲の美、陽気)」があり、私の手元の誕生花の本も「ひまわり」です…

…終戦記念日の「ひまわり」…言葉で説明できませんが、なんか、胸に迫るものがありますね…

…で、今日の締めは、8月15日の「1日1話…」から…東井義雄さんという、ある教育者のオハナシです…タイトルは「お母さんの力」…内容については加除せずに原文のまま書き写します(山下)…

…長崎に原子爆弾が落ちたとき、当時10歳であった荻野美智子ちゃんの作文…

…雲も無く、からりと晴れたその日であった。私たち兄弟は、家の2階でままごとをして遊んでいた…その時、ピカリと稲妻が走った…「あっ」と言ったときにはもう家の下敷きになって身動きひとつ出来なかった…大きいお姉さんが水兵さんを呼んできて、美智子さんは救出されました…しかし…

…その時、また向こうの方で小さな女の子の泣き声が漏れてきた…それは二つになる妹が家の下敷きになっているのであった…急いで行ってみると、妹は大きな梁に足を挟まれて泣き狂っている…4,5人の水兵さんが力を合わせてそれを取りのけようとしたが、梁は4本続きの大きなもので、びくともしない…

…水兵さん達は、これはもう駄目だと言いだした…よその人たちがその水辺さん達に加勢を頼みに来たので、水兵さん達は向こうへ走って行ってしまった…

…お母さんは何をまごまごしているのだろう…早く、早く帰ってきて下さい、妹の足がちぎれてしまうのに… …

…その時、向こうから矢のように走ってくる人が目に付いた…髪の毛が乱れている…女の人だ…裸らしい…むらさきの身体…大きな声を掛けて私たちに呼びかけた…ああ、それがお母さんでした…「お母ちゃん」…私たちも大声で呼んだ…

…あちこちで火の手が上がり始めた…火が直ぐ近くで燃え上がった…お母さんの顔が真っ青に変わった…お母さんは小さい妹を見下ろしている…妹の小さい目が下から見上げている…お母さんは、ずっと目を動かして、梁の重なり方をみまわした…

…やがて僅かな隙間に身を入れ、1カ所を右肩にあて、下くちびるをうんとかみしめると、ううう-と全身に力を込めた…パリパリっと音がして、梁が浮き上がった…妹の足がはずれた…大きい姉さんが直ぐに妹を引き出した…お母さんも飛び上がって来た…そして妹を胸にかたく抱きしめた…

…しばくしてから思い出したように私たちは泣き始めた…

…お母さんは畑でナスをもいでいるとき爆弾にやられたのだ…モンペも焼き切れ、ちぎれ飛び、ほとんど裸になっていた…髪の毛はパーマネントウエーブをかけ過ぎたように赤く縮れていた…体中の皮は大やけどで、じゅるじゅるになっていた…

…さっき梁を担いで押し上げた右肩のところだけ皮がべろりと剥げて、肉が現われ、赤い血がしきりににじみ出ていた…お母さんはぐったりとなって倒れた…お母さんは苦しみはじめ、悶え悶えてその晩死にました… …

… …これは特別力持ちのお母さんだったのでしょうか…4人も5人もの水兵さんが力を合わせてもびくともしないものを動かす、力持ちのお母さんだったのでしょうか…皆さんのお母さんも、皆さんがこのようになっていたら、こうせずにおれない…しかもこの力が出てくるのが「お母さんという方」なのです…終

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