①日々のつれづれーその5
②SEO対策の為の「家族信託」ーその7(次回回し)
③山さんブログー幼少期物語ーその13(次回回し)
…さてさて…流れゆく日々の中で「つれづれなるままに…」…もの思いに耽る(山さんを含め)老人とはどのような存在でありましょうか…
…未だに社会貢献度の高い老人、昔は有為な人材であった老人、過去は恥ずかしながら一念発起した老人、今日まで唯々(ただただ)無害であった老人、憎まれ者で世に憚(はばか)るばかりの老人、意図せず認知症になった老人、年金生活を享受して可もなく不可もなく悠々自適な老人(私はここに入りたい…)、妻に先立たれ自分も死にたいと願うばかりの老人…etc.
…そう言えば、前回話題にした日本を代表する思想家・評論家の「西部邁」や、西部より7歳年長の文芸評論家であり思想家でもあった「江藤淳」も、ともに妻の死を契機に自死している…この「江藤淳」は、「吉本ばなな」の父であり、「吉本隆明」など、多数の詩人・著述家・文化人に多大な影響を与え、駆け出しの「石原慎太郎」などを高く評価していたと思う…
…江藤は、思想性の高かった「三島由紀夫」や「清水幾太郎」等を批判しながら、晩年は彼らを高く評価しており、“人は学びと経験により変わる”の典型とも言える…
…また江藤は、戦後日本の没落の原因が、アメリカ政府による日本弱体化政策(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)という反日プログラムの存在によることを早くから読み取っていたし、前述のように著名人はもとより市井のオピニオンリーダー群に多大な影響を与えていたように思う…
…残念なことに1998年に妻の「慶子」を失ってからは、自分の頭脳と肉体は「抜け殻」であり、魂の抜けた物質的な「形骸」であると観て、自らの存在意義を喪失し自宅で自死している…
…方や西部は、持病を患っていたことも手伝ってか、西部の最大の理解者であり、西部の思想上の添削者とも言える妻の死後、周囲に自死を宣言するようになった…、公の場でその思いを開陳するばかりか子供にもその思いを認めさせ、命の炎を鎮火させる最終章として選択した多摩川に投身する際には友人に手伝いまでさせて、予言のままの顛末を得ている…
…なお、西部は大学教授などの公職を辞してからは、月刊誌「発言者」、後の「表現者」を発刊して思想界をリードしている…この「表現者」という月刊誌は、2018年3月から「表現者クライテリオン」に改題して、元内閣官房参与の職にあった京都大学大学院教授の「藤井聡」が引き継いでいる…(私も時々は読者とも言える)…
…近代文芸界の重鎮、菊池寛によって創刊された文藝春秋から、1969年、西部によって創刊された思想界のオピニオン誌「諸君」にしろ、月刊「発言者」からの流れに受け継いだ「表現者クライテリオン」にしろ、はたまた、日本の進路を考える論壇として産経新聞から発刊されている「正論」にしろ、皆、日本人個人の自立性や、真の独立国家像を模索する構築型の論壇誌でありながら、おそらく、右派からは“中途半端な奴らめ”と思われており、左派からは“目障りなヤツらめ”と睨まれていることが読み取れます…
…目線を変えて、ここで西部の「発言者」から発展した「発言者塾」の“10箇条の心得”なるものをご紹介しましょう…
一、人間を「言葉の動物」と理解する
二、言葉の産物としての個人および集団における意味的現象を総合的に解釈する
三、意味的解釈という矛盾をはらんだ作業において平衡をとる
四、人工言語に傾くものとしての概念・理論と自然言語に傾くものとしての思想・実践とを両立させる
五、人生経験、認識活動および政治行動の融合をはかる
六、言葉の基礎としての歴史の英知を保守する
七、戦後日本を歴史破壊的時代として懐疑する
八、異世代および異国人にたいする接近と離反において中庸を守る
九、大衆教育(大学)と大衆伝達(マスコミ)が、言葉・解釈・経験・実践・歴史の一切を平板化させていることにたいして、批判を差し向ける
十、哲学(真)、宗教(善)、および芸術(美)への関心を絶やさないことによって、虚無主義にたいする防波堤を築く
…いやはや、西部らしい視点が満載というか、現代社会に蔓延する「心」の堕落・衰退への警鐘言語が輝いているように思えますね…この10箇条、何度か読み込んでみましょう…本来の大人が目指すべき、まことに含蓄に富んだ、成長への方向性が示された珠玉の言語集団だと思います…
…だからと言って、私(山さん)は、西部オタクではないですよ…
…ナンセ私は無責任男、「植木等」の二代目ですからね…
…江藤は言うまでもなく、西部が求めた「気づき」への手段としての10箇条の「心」…しかし現下の国情はと言うと、安全保障上の脅威が増すばかりで、チャイナや、北朝鮮の挑発に対して…「断じて受け入れられない」…というオウム返しの無力語を繰り返すだけの政府があり…
…直近のエネルギー安全保障、食料安全保障、人口減少問題等はもとより、日本の未来を決定する教育問題の改革…大多数の国民の意識転換が必要な重大事項が山積しながら…「今だけ金だけ自分だけ」…という外資に踊らされて自慰行為に走る大企業と、私たち国民…
…戦後、「ディープステート」たちの罠に嵌まった世界と日本…享楽主義の「私」から学びの社会創造へと一人一人が変わらなければなりませんね…世界や日本の有り様が変化する限り、学びは、学んだからと言って終わりがあるわけではありませんから、永遠の運動性を求められます…
…もとより人の命は有限…しかし子孫達の未来は無限でなければなりませんから…その為の代々に亘る学びが求められます…学ぶ習慣を日常として定着させたいものです…幼児も子供も大人も老人も…
…ハナシが大きく逸れましたね…
…で…、それぞれの時代思想をリードした「江藤淳」と「西部邁」…この二人の生き方から、妻とは、夫とは、それぞれの配偶者から観て、どのような存在なのであろうか…との視点で、妻と夫、その存在に光を照射してみるのも面白いかもしれぬ…と、珍しく正気に戻り、ブログを綴ってみたく思います…
…次回の山さんブログで“妻とは夫とは”について一人語りを続けます…誰も見てなくてもイイノデス…語り、書くことで、自分の中の自分の声を聴く…このことに意味がありますからね…それを自分以外の一人でも批評して頂ける方がいれば、これはもう望外の喜び…ラッキー(~o~)(*゚∀゚)…
…ということで、久しぶりに、「家族信託」に戻ります…
…と、書き置いたまま6日間が過ぎまして…明日は「山さんブログ」の投稿日…
…SEO対策の為の「家族信託-その7」と、山さんブログ-幼少期物語-その13 …には踏み込めないこととなりました…
…なしてこうなったかと言いますと、この一週間は一人前のビジネスマン並みに多忙な「月月火水木金金」を過ごしたことによります…もとより、一人前に仕事ができた訳ではありません…
…で、この一週間のうちに生じた非日常性を紹介しますと、昔、キャバリアキングチャールズスパニエルという犬種(我が家のハッピーと同じ)を飼っていたご縁で知り合ったご近所のN様から頂いた渋柿を
干し柿にする作業でアフターファイブはオワリ…
…その翌日は、前述の「日々のつれづれ」に取り掛かり、その翌日は疲れが溜まり、午後8時にバタンキューで爆睡ばくすいスイスイスイ~(=_=)
…その翌日には、社会貢献のつもりで関わり、ご縁を得たシルバー人材仲間の「植田さん」から渋柿の提供を受けたかと思えば、またまた中村さんから追加の渋柿の補充…
…その結果が下の写真ですが、ここまでに既に素人作りの半端な干し柿が他家に嫁いで、方々のお口に迷惑を掛けていることでしょう…
狭いベランダが「つるし雛まつり」になりました…一部は既に他家へ嫁入り…
皮付きがあるのは既に傷んでいたため、そのまま熟成させます…
…ところで、この間というか、今日から数えて3日前、私のブログに目を通し過ぎて白内障が進行したという「Kさん」こと、小林様から、(善意が五分、洒落が五分)の気持ちが「物」に転化した「西行庵」という「ゴマ煎餅」を頂きました…「kさん」曰く、ブログが短くなったね~、と、破顔しながら「楽しみにしてるよ~」だと…(*゚∀゚)
…で、心ある嫌みにはお礼を申さねばなりませんから、かの「西行」は品格のある和歌ばかりで、食べ物に関するものは見当たりませんが、私には、酒と○○○と食べ物は欠かせませぬ故、三首ばかり詠んでみましょう…んで、(*゚ロ゚)なして古(いにしえ)人は食べ物を読まなかったかというと、“風雅ではないから”…とのこと…貧しくとも心に余裕があったんだね…
…とは言え、食べ物を季題にした和歌も、「万葉集」では結構ありますし、近代においては、斎藤茂吉、や正岡子規、さらに近いところでは「俵万智」なんかにも見られます…それにしても彼女「俵万智」の妖艶さ…
一首だけ紹介しましょう…
…水蜜桃(すいみつとう)の 汁吸うごとく 愛されて 前世も我は 女と思う…
…いやはや、なまめかしいと言うか、ナンカ、ゾクゾクする空気が漂いますね…天才の恐ろしさ…
…で、ここからの私の和歌は、ふがいなさの極み…
…西行の 庵で買った ごま煎餅 社員八名 手土産は二個…ガッハッハ(~o~)ヽ(゚∀゚)
※次からは八袋届くかな…(-_-;)
…食べ物に 心と筆が 傾いて 妻と子らとが 白眼視
※我が家の嫁は、隙あれば私のお菓子を隠すのだ…短い命、好きにさせろ~(°0°)
…あの人も この人もまた フルコース 私一人が 単品料理
※この時はたまたま所持金2,000円…カードを持つと衝動買いする私の買い物に衝撃を受ける妻のために、私は現金派なのだ…と言うことで、古人の風雅とは無縁の「不甲斐ない」我が身をさらけ出してしもうたな…
…ともあれ、私にブログが短くなったことを指摘して下さるというのは、多忙な中、目を通していただいている証…今に見ていろ…(°0°)…読んでるうちに眠くなるほどの長文で辟易させてやるぞ~と、固く心に誓った次第…
…そんな邪念を抱きながらワンズエステートでの執務に専念していると、元プロボクサーの「Tさん」から…「山さん、明日、仙石原に行っていただけますか?」とのご命令…
…仙石原のお客様は、やはり私にご縁の深い「Kさん」…こちらの「Kさん」には、その前日、「Tさん」と二人、「Kさん」から、芦ノ湖湖畔の「ラ・テラッツァ芦ノ湖」で、コース料理以上の選択的アラカルトで満腹・満足・胸焼け状態という幸せタイムを頂戴しておりましたから、断る理由がございません…それに、あわよくば柳の下の二匹目のドジョウ…という展開も期待しましたからね…昨日は早朝からそそくさと仙石原行き…
…もとより、お仕事8割、後の2割は、「Kさん」ご夫妻の今日までの歩み…オハナシを聴けば聞くほど味わいのある内容でしたから、あと6時間くらいオハナシを伺えれば、原稿用紙100枚ぐらいの短編小説が書けますね…1泊2日でインタビュー出来れば200枚はイケマス…
…原稿用紙1日20枚のペースで10日…当社、石井社長の腹でなく、心が太ければ10日間の有休扱いで社長室に籠もらせていただき、女子社員の二人の「Kさん」から、お茶とコーヒーとアイスクリーム、
の差し入れを頂ければ言うことなし…
…ま、…有れば有れ、無ければ無くて それも良し 期待だけでも 胸は膨らむ…
…で、ハナシを仙石原の「Kさん」に戻しましょう…
…この「Kさん」ご夫妻とのご縁が予測を超えた展開となり、奇遇、驚き、びっくりの偶然と奇縁…話せば長くなりますから、今日のところは割愛しますが、この「Kさん」、一時期、ペンションの上位ランクと言えるプチホテルを経営しておられ、その時に、アルプスが故郷のピレネー犬(体重、約50キロ)と、ピレネー犬と同じ純白の和製スピッツをホテルの看板犬にしていたようです…
…ペンション経営と併走する形で、その二匹との「日々の徒然」を愛情豊かに綴られた私家本を拝見したものですから、間髪をいれずお預かりし、昨夜2時間ほどは、いつになく豊かな気持ちで深夜を迎えることが出来ました…
…私などとは明らかに棲む世界が違ったと言うか、不謹慎な言い方ですが、お二人を地上に遣わした「精子・卵子」のレベルが違った仙石原の「Kさん」ご夫妻だけでなく、愛犬までもが格式高く、このファミリーに出来(しゅったい)する日々の好日と、その対極ともいえる大小の事故・事件…それらを全て包み込む「Kさん」夫婦の哀楽が綴られておりました…少し笑い、少し泣きました…その私家本が下の写真です…
上記、私家本の筋書きは、著者が経営したプチホテルでの愛犬と家族との愛情物語…(°0°)で、愛情物語と言えば、大昔、と言うか、1960年頃製作で、当時の女優キム・ノバクが主演したアメリカ映画が思い出されます…もっとも私が観たのは1970年頃ですかね…その後、何度も観ましたよ…
…この愛情物語、ピアノ曲にもありましたね…作品番号は忘れましたが、ショパンのノクターン第2番で、変ホ長調(ここまで覚えている私もエライ、いや、単なるオタクかな…)…ともあれ、日本人に馴染みのある旋律ですね…この曲は、タシカ、映画「戦場のピアニスト」でも主題曲になり、感動したことを思い出します…映像と旋律のコラボレーションが絶品でした…こちらはノクターン「ハ単調」でしたかね…間違いかもしれない…ともかく、戦場という地獄に流れる「せせらぎ」のように美しい調べには、涙が出ましたよ…
…で、タイトルの「のーちゃん」というのは、当家の旦那様…このオンカタ…某、商社で、一時期、「外為のプリンス」と言われた御仁でして、信用調査会社による家柄・人物評価も超優良…湘南のプリンスと言われた某君とは大違いなのだ…で、「お犬さま」の名前は、ピレネー犬が「犬千代」、スピッツ犬が「ケン」…蛇足ですが、湘南のプリンスも、私と比べると天地の差がありますけどね…
…で、我が家のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル種の名前は「ハッピー」…んっ(@_@)聞いてないってか…こりゃまた失礼(~o~)
…と言うことで、今回の山さんブログも、「日々のつれづれ」だけで終わります…
②SEO対策の為の「家族信託-その7」 は次回で…
③ 山さんブログ-幼少期物語-その13 は、次々回かな…もっとも、リクエストを頂ければ、喫緊に取り組みますが、どなたかいらっしゃいませんかね…
…と、いうことで、また…
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